2019年ブランド発表当初に発売した「Yangon Tunic 160」。
時間が経って柔らかくなったお洋服からパリッと気分を変えるためリメイク。今回のリメイクは染色を主役に、鹿児島県 奄美大島の泥染に挑戦。金井工芸さんに訪問して体験してきました。金井さんとても趣深い方で、毎日向き合っている泥染のことを細かに教えていただきました。少しですが、ここに共有。
ー
泥染は、“泥”と言えど草木染の1つ。まずは車輪梅という植物で染めていきます。車輪梅は垣根にも使われるような低木で、染色にも木の部分をチップにして使っていきます。煮出した色は紅っぽいピンク。新しく煮出した液と、一度染色使用済みの液を混ぜて、良い菌が生きている状態で生地を揉み込んでいきます。
天候を見ながら、好みを考えながら、揉み込む回数や強さ・止めるタイミングを見極めていきます。染めもののことのみでなく、その土地や環境への経験も大切になりそうです。
金井さんに加減を聞きながら、チュニックは鮮やかな紅色に。
泥は色止めのような役割で登場します。私にとっては初めての体験となるきめ細かいの泥の田んぼ、この泥ありきでこちらに工房ができたそうです。どんな染めものにも、たっぷりの水が必要だったり。多くの条件が揃ったこの場所から始まり、この地に残ったことがよく分かります。泥から色をもらって、またその泥の中に戻して差し支えないものしか使わない。
チュニックは紅色から赤みを残したグレーに。
この工程を何回も何十回も繰り返していくと、伝統ある大島紬の黒が生まれるそうです。深い黒の中にも、少し赤みを感じられます。
今回はシャツと2着同じ工程で染めましたが、微妙な色合いの違いが生まれました。これは元の生地素材による反応の違いだと思われます。どちらも楽しんでいただけますように。
こちらの商品はブランド開始記念の特価商品が元になっていることもあり、そのまま特価でご用意します。
専用ボックスに入れてお届けします。
ーーーーーーー
PIPIN(G) REMAKEの仕組み
これまでにご購入いただいた方で、サイズアウトしてしまった・または汚れてしまった、など、今後の活用をお考えの方にリメイクのご提案です。ご検討いただける方は以下の2つの方法からお選びいただき、ぜひご連絡ください。
①返送+再利用:
税抜販売価格の3割のクーポン発行のお礼 + リメイク商品の送り先(ご自身で再度使用・またはおさがりギフトとしてご友人へなど)指定可能。
※ 実質、7割のリメイク商品価格と送料ご負担となります。
②商品ご返送のみ:
税抜販売価格の2割のクーポン発行のお礼。
※ リメイク商品は、リメイク前と同価格で新たにPIPIN(G)で販売、おさがりを楽しんでいただける方を探します。
※ 返送料お客さまご負担。
ーーーーーーー
ベース部分: オーガニックコットン100% ガーゼ
パイピング部分: コットン ※海外買い付けのため明確でない部分があります。あらかじめご了承ください。
サイズ:160(胸囲 95cm/着丈53cm/袖丈44.5cm)
お手入れ方法:
長くご愛用いただくため、 ネットに入れての洗濯をおすすめします。 洗濯後は濡れたままにせず、乾燥させてください。 つけ置き洗いはお控えください。
【MADE IN JAPAN】